【お客様からの修理依頼品】ALTEC 416A クロスエッジとダンパー(スパイダー)交換のご紹介です。
ALTECの416Aは38cm口径のウーファーでマグネットはアルニコ、インピーダンスは16Ωです。1954年に発売されボイスオブシアターとして名を馳せた人気機種、初期のA-7に採用されており今でもファンを熱狂させる名機として君臨します。515系と並ぶALTECの代表的なウーファーです。今回は経年劣化でダメになった416Aのエッジとダンパーを交換します。
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到着時は経年劣化でクロスエッジやダンパーが緩み、ボイスコイルのセンターずれが起こり磁気ギャップ内で完全に擦れている状態でした。
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コルクガスケットはもろく崩れやすいので慎重に取り外します。
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フレームからコーン紙、ダンパー、リード線を取り外した状態。
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年代物の割に磁気ギャップ内は綺麗です。
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劣化した古いエッジとダンパーを取り除き新品のものに交換します。
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フレームへ装着前の状態。
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今回の修理作業で一番時間を要したのがセンターだしです。リコーンの場合はダストキャップを取り付ける前にボイスコイルとギャップの間に筒を入れて作業しますのでセンター出しは容易で誰でも簡単に出来ますが今回はダンパーとエッジのみの交換でセンター出しの筒を使用する事が出来ませんので大変時間を要し非常に難易度が高い作業となりました。これまでの経験と手先の感覚だけを頼りにセンターアジャストメントを入念に行いストレスフリーのボイスコイルストロークを実現しクリアな高解像音を引き出す事が出来ました。
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最終チェックを行い完成です。
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【修理価格】
ALTEC 416A クロスエッジとダンパーの新品交換
新品クロスエッジ交換 19,000円x2本=38,000円
新品ダンパー交換 6,000円x2本=12,000円
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合計 50,000円
 
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