
サウンドデザインロックス
代表 樋上純一様
少し聞くことがでくましたので、感想を。
全体的に、JBLのサウンドを聞くことが出来ました。
オーディオが、趣味として成り立っていてた時。
どの電気屋でも、壁一面にスピーカーを並べて、視聴させていた時代ではあるが。
その中で、JBLの音は、その他のどのスピーカーと比べても、突出していい音だった。
4311だったけど、一生忘れない音だと思いました。
それから、30年余り、初めてのJBLでした。
大きすぎず、ちょうどいいと思って購入させていただきました。
さて、今までのことですが、その後、JBLのことは念頭にありましたが、エンクロージャーによって、音がすごく変わることに気づき、当時、長岡鉄男の影響もあり、いろいろ作っていました。
今のメインシステムは、サブウーファーが、DRW-3というバケモノで、今思えば、よく作ったなと思います。
ググッてほとんど出てこないのは、そういう、現実離れしたモノだからでしょう。
これに、自己設計自己制作のFX200による、ダブルバスレフのフルレンジに、10KHzクロスのFT-96Hで、ほぼ、可聴帯域はフラットにカバーできました。
次はアンプですが、良いスピーカーにレストアするプロの技術を持つ樋上さんには、釈迦に説法かも知れませんが、音の質は、実はアンプ。
よく、QAなどで、スピーカーや、入り口だという人がいますが、アンプでしょう。
非力なアンプで、4343をドライブしても、いい音はでない。しかし、良いアンプで、4401をドライブしたら、びっくりするくらい良い音がでる。
それで、当時は、思い切ったのですが、30万円近く出費して、VT-62pp 20Wのキットを買ってきました。
キットと言っても、抵抗やコンデンサーがバラバラと入っている、まさしくキットでした。シャーシーの穴あけができている点は楽でしたが。
できた時、家内は、100%音はでないと断言してましたね。
結局それが、わたしのメインシステムとなって、今に続きます。
さて、昨日今日と聞いての感想です。他のスピーカーとの比較もしました。
4401ですが、さすがの音のまとまりはいい。
ただ、30年前聞いた4311と比べると、やや、低音寄りに聞こえました。
JBLって、ドンシャリと思っている人がいるかも知れませんが、わたしは、ベースやバスドラムの音を、それらしく聞かせるので、低音が響くようになるのであって、音自体は、低域を盛り上げているのとは違うという意見です。
なので、むしろ、低域寄りは、不安を与えました。JBLの音特徴は、わたしも、リアリティーだと思います。
あえて音色を言えば、低域ではなく、中高域のパリパリした乾いたものと思います。あくまでも記憶ですが。
だからソース次第。JAZZ トリオでは、良かったのですが、ベースが勝ち気味で、どうかなと思いました。
ただ、タムタムやフロアタムタムが、ガツンと来た時、あ、JBLだなと思いました。
他のどのスピーカーも、こういうパルス的な音がポンとはいった時、多少なりとも音が、丸まってしまうものです。
しかし、JBLは、逆に、エンハンスしてくる。作り方が、上手いなっと思いました。
今日ボーカルを聞いて、あ、スピーカーの間から、すこし前に出てるとわかりました。
POPSでも、スネアに乾のた音がリアルです。
後はもう少し、聴きこんでいきます。
比較では、自分のフルセットでは、上下に伸びて、ダイナミックです。フルレンジのバスレフ設計が甘く、かえって後ろから、圧がかからないので、パリパリしています。
JBLの音は、これよりは、ナローレンジですが、きかせ方は、上手。さすがに、人工的な音とやゆされる中、
自分の音を変えないのはすごいと思います。人工的というより、たくみな音と言って欲しい。
決してブーストではなく、リアルだかるでる低音。乾いた明るい音。急激なパルス的な音に対応するどころか、強調出来る技術。スピーカーの作り方が、上手いんだと思います。
スワンと比べると、甲乙つけ硬いです。ただ、ユニットは、フォステックスではなく、コーラルの4A-60です。
1個定価2500円のユニットをつけるとは、と言われるかも知れませんが、これは、ある意味、JBL的な音の傾向。
いつ聞いてもいい音で在り続けました。珍しくストックしておいたので、スワンで本領を発揮しました。
あえて言えば、JBLのほうが、線が太いです。くっきり聞かせる印象で、それ、JBLの音ですね。
自然に聞こえるのと言われれば、スワンかもしれません。
アルテックの405-8Hと比べると、こちらのほうが、明るい音ですね。全般的に。でも10cmとは思えない低域も聞こえます。何か、JBL的にも聞こえます。たぶん、ネットで見る限り、A-7も似た傾向だと思いました。メーカーの音があるんだなと思います。軸足は高域。
比べると今度は、JBLの方が自然に思われます。音が、真ん中から、4401では、中低域にかけて、軸足を持っていると思いました。
JENSENのカーオーディオ用10cm同軸2WAYと比べて、明るいです。JENSENは、小さいのに、びっくりの低音が出ます。
ただ、全般に静か過ぎる音で、優等生です。
比較するとJBLのほうが、暴れ馬です。音を、前に前に出すという造りだと思いました。これら全ては、リスナーが、リスニングポジションで聞いた時、リアルになるような音作りで、JENSENとは、反対かな。でもーギターアンプのスピーカーメーカーなのにとも思いました。
以上走り書きです。誤字ごめんなさい。良い音です。注文つけるならが、もう少し上よりだったらなと思いました。
逆に、低域が、リアルに鳴るかも。聴きやすいので、しばらく聴き続け、また思うことがあれば、書きます。
最後に、今安心して聞けるってことは、30年前の音と同じ音を聞いているってことですよね。
タイムカプセルに乗ってやってきたって感じます。
また、ちゃんとレストアしたら、いつまでもつかえて、なお新しくあり続けJBLサウンドはすごいです。
いい音、リアルな音であり続けて欲しいです。
(あと、JBLを冒涜して、自己改造し、明らかにエンハンスした嘘のビデオUPして、むちゃくちゃな価格をつける業者を確認しています。音がわからない人を騙しています。残念なことです。)
(いつか、YouTubeに私のシステムを、Upできればと思いますが、今のところ未定です。JBLをUpするときは、よろしければ、貴店を、紹介したいと思っています。)
※追加報告
先ほど、パラシュートのヘラクレスという曲を聞いて解ったんですが、最後、左右2つのギターで掛け合いになる部分、たぶん、何方も逆相にしている 録音ためと思いますが、4401で聴いていますと、大きくスピーカーの外側にはみ出して、ほぼ、真横まで広がりました。このJBL4401です。こういうのは、ブックシェルフおよびスワンのいずれも、4A-60を聞いて以来でした。位相特性がよく広大な音場を作るこのスピーカーが好きなん ですが、JBLの4401のような、2WAYのスピーカーで、まさかこのような同じことが起こるとは思いませんでした。位相特性でも、JBLは、抜きん出て優れていると思いこのことを理解しました。感動しましたので、ご報告します。
静岡県 N様
非常に細かく丁寧な感想を頂き大変光栄です。今後とも宜しく御願い致します。感謝の気持ちを込めて手厚いアフターフォローをさせて頂きますので今後とも宜しく御願い致します。
樋上純一
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