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コーン型スピーカーの構造と特徴

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直接放射形コーンスピーカーは、振動板が円錐(コーン)形状をしているためこの名称があり、JBLスピーカーでも最も取り入れられている形状になります。

 全帯域用をはじめ低音、中音、高音専用スピーカーなどいろいろなタイプがあり、口径も2cm級の小型から40cm級の大型まで各段階のラインナップがあり、用途も多岐にわたっています。

 構造的には構成部品が少なく、性能は比較的安定しており設計段階での帯域幅のコントロールや耐入力や耐候性にも対応しやすい面を持っています。反面、音質や性能は部品点数が少ない関係もあって1つの部品の持つウエイトが大きく、部品作りに重要さがあります。中でもコーン振動板は大きな役割を持っています。

スピーカーの音反射は、ボイスコイルに直結したコーンの振動から直接空間に放射されますが、受け持つ再生周波数の範囲が広いため、低音域と高音域では異なった振動状態を示します。

低い周波数では、コーン振動板は剛体としてピストン振動をしますが、中音域では材質や構造から非軸対象振動が生じ、釣鐘のような振動が発生し、さらに高い周波数では軸対象振動モードが発生して複雑な振動となります。また、振動板の母線形状により、「固有振動数」の生じる周波数や固有モードが異なります。再生帯域を広くするにはカーブドコーンが最も有利で、全帯域再生などに多く採用されています。中でも1946年に開発された整合共振形コルゲーション付カーブドコーンは、低調波歪みを防ぎ、高音再生帯域を拡大し、放送用小型モニタースピーカーとして使用されました。

コーン形スピーカーでは、再生周波数帯域をコントロールして、目的の用途にあった性能を引き出すように、振動系・駆動系の構造を工夫しています。1954年米国、H.F.ネルソンが発表した内容がよく知られ、いろいろと実施されています。今日でもAMラジオなどのスピーカーの特性コントロールはこうした考えに基づいて行われています。

以上のようにコーン形スピーカーの構造には振動版の役割が大きく、種類も用途に応じた対応がされています。


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