JBLのような人気のスピーカーは中古で購入されることも多くあります。中古市場に出る理由は様々でしょうが、機種替えで中古市場に出る、メンテナンスが施され状態が良好なものも少なくありません。中古市場の相場の目安になるYahoo!オークションを覗いてみました。

 

ある日のYahoo!オークションでは、人気スピーカー3ブランドの出品数が次のようになっています。

JBL 647件 ALTEC 235件 TANNOY 183件

 

圧倒的に出品数が多いJBLを「即決価格」で見てみると、最高価格は「ハーツフィールド」の2台1ペアの661万5000円です。2番目は「パラゴン」ブッラク仕様の500万円、3番目も「パラゴン」の344万円です。

これらはコレクターズアイテムでしょう。日常的な使用を前提としていると考えられる出品を見てみると、S4700の99万円、4320のアルニコが73万5000円、4311は7万7.800円です。

 

逆に即決価格の低いスピーカーシステムを見てみると、卓上モニター「control 1」が1万3000円、「A820Vecchio」3万円、などとなっています。スピーカー・ユニットはD130が4万4000円、LE8Tはペアで9万2,700円となっています。

 

入札件数を見てみると、4345の、コーンのエッジが劣化しホーンのレンズが欠品している出品に100以上、A820のサンスイ製カスタムモデルには78件の入札があります。4345は1981年に発売された人気モデルでした。A820のカスタムモデルはJBLは希少な製品だと考えられます。

 

ALTECの即決価格は「800」が135万円、「A8」39万8000円などとなっています。「800」は有名な「ボイス・オブ・シアター」以前のスピーカー、「A8」は「A7ボイス・オブ・シアター」の後継機で希少品という説明です。

 

TANNOYは「AUTGRAPH」が150万円、「WINDSOR」128万円となっています。

 

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